2014年2月5日水曜日

[コラム] BluetoothSIG - Breakthrough Awards の決勝進出作品を吟味する(2)


17製品がエントリーされたわけだが、それぞれ分野があると思う。全体を分野ごとにわけてみた。スポーツ・フィットネスと医療は若干オーバーラップもしているが、強引にわけてみた。製品の多さが人々の(審査員の)関心の高さを示しているとすれば、関心の高い分野は、スポーツ・フィットネス/医療/身辺管理といったところになる。また、どれだけブレイクスルーできているかという観点で選んでいるはずなので、これらはその分野のBLEデバイスとしては真新しいものということになる。

分類

・スポーツ・フィットネス
94Fifty Smart Sensor Basketball / Polar Team App / Skulpt Aim

・医療
Norin / Mobilis / 義手 / Spectrum

・集客・マーケティング(020)
Swirl

・建築・土木
Distro

・娯楽
Anki / Piano Pedal

・身辺管理
H2O / Smart Plug / Nymi / 冷蔵庫

・乗り物
Automatic / 自転車


現物がないので限界があるが、最終選考に残った製品を見ていき、これからの発想のヒントにしたいと思う。今回はスポーツ・フィットネスの分野を見ていく。

94Fifty Smart Sensor Basketball

規定のバスケットボールにBLEペリフェラルを埋め込み、ドリブル数やゴール数などを記録。プレイヤーの技能の向上に役立てる。

バスケットボールの方は、充電可能で、一回の充電で8時間はもつとのこと。電波の到達距離は約30m。プレイする場所の近くにスマフォを置いて記録する。

ボールに埋め込むという発想は、省電力のBLEならではのもの。他にもベースボール、サッカー、ラグビー、バレーボール、テニス、ゴルフ、ビリヤード、などにも使えそう。技能の向上に役立つかどうかは微妙だが、スコアリングの正確性や、捜索補助・紛失防止などの効果も期待できそうだ。


Polar Team App

心拍数を計測するリストバンドをチームのメンバーに装着してもらい、タブレット上でコーチがメンバーの疲労具合を知ることができるというもの。マラソンの練習とかには重宝しそう。自分の心拍数を見ながら走ると余計心拍数が乱れそうだが、コーチが確認するなら問題ない。何億もお金払って獲得した選手が体を壊さないように気を使うビッグクラブのコーチにも必要かもしれない。

心拍数を計測して、BLEで情報を飛ばし、閲覧するというのは前からあるように思うが、チーム全体の状況をコーチが集約するというところが新しいのだろうか?




Skulpt Aim

デバイスをあて、体の各部位の筋肉の質を計測するというもの。正直言って、Bluetoothなくてもいいような気もするが、情報を閲覧するための端末と通信するのに使っていると思われる。"Aim sends your results to an online dashboard via Low Energy Bluetooth"とのこと。なぜこの製品がエントリーされたのか謎である。


スポーツ・フィットネスの分野では、94Fifty Smart Basketball が有利なような気がする。

次回は、医療と身辺管理を見ていく予定。

140 180 BLE , Bluetooth SIG

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