Android 1.5 SDK Release 3が公開されました。
1.5 Release 2からの主な変更内容は以下の通りです。
Permissions Fixes(パーミッション修正)
カメラとオーディオのパーミッションの記載がなくてもアクセスできてしまっていた問題に対応。
今まではパーミッションの記載がなくても使えていた可能性があるので、関係しそうなアプリを作ってるひとは要チェック。
今回の変更に関係のないパーミッションが必要なアプリもテストしてくださいとのこと。
Resolved Issues, Changes(解決された問題、変更)
- 新しいバージョンのGoogle API アドオン。com.google.android.mapsのライブラリGeoPointに関するコンパイルエラーに対応。Google API アドオンに関しては http://code.google.com/android/add-ons/google-apis を参照。
- SDKのアドオンでUSB Vendor IDを指定できるようになった。
- MacとLinux版SDKでは「android update adb」コマンドで、アドオンをスキャンして、USB Vendor IDをadbで使用できるようになった。Windowsでは"Google"と"HTC"のカスタムUSBドライバーが同梱されており、adbからG1とMagicを認識できるようになった。
- テレフォニー、センサー、Geoに関する問題が修正された。
- アップグレードしたアプリケーションをadbを使ってアンインストールするとき、システムが前のバージョンに割り当てられていたパーミッションを適切に復元するようになった。
その他の変更
Google API アドオン対応に伴い、Google Mapsのバージョンが上がっていて、乗り換え検索が使えるようになっています。
(HT-03Aに搭載されているデフォルトのGoogle Mapsでは乗り換え検索できません。HT-03Aに新Google Mapsをインストールするには、ロケールを英語にして、Simカードを抜いて、WiFiでネット接続すると、MarketのTravelカテゴリの一番上にGoogle Mapsが出てくるようになるので、そこから新バージョンのインストールが可能です。)
・乗り換え検索
そしてリリースノートには記載がないですが、HT-03Aに搭載されているiWnnのオープンソース版のOpenWnnが搭載されており、ソースコードも公開されています。
・OpenWnn
見た目はJapanese IMEという名前になってます。
アプリケーション管理から覗くとOpenWnnの名前で存在してます。
ソースコードはこちら。
repoを使ってソースコードをダウンロードするには
repo init -u git://android.git.kernel.org/platform/manifest.git -b cupcake
repo sync
とすれば入手できます。
おまけ
・HT-03AのiWnn
後から出てきたOpenWnnの方がバージョンが新しいですね。
記載されている会社名、および商品名等は、各社の商標または登録商標です。
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