
Google I/O 2日目の基調講演はAndroid一色で、数々の発表がありました。
詳細な記事は他のサイトにお任せして、写真を交えながら簡単に解説していきたいと思います。

基調講演の会場の様子です。今年は5000人くらい参加しているそうです。超満員です。

大スクリーンに映し出される色んな色カタチのAndroidたち。発売されている様々な端末のバリエーションを表しているのでしょう。

エンジニアリング担当バイスプレジデントのVic Gundotra氏の登場。

60機種を越える端末が出荷。

21のメーカー、48カ国、59のキャリアに出回っている。

去年は1日30000台、今年2月は1日60000台だったが、今では1日に10万のアクティベートがあるという。

アメリカのスマートフォンでは2番目の売れ行き。

アメリカで最も使用されているスマートフォンに。

Google Maps Navigationでナビゲートされたマイル数は10億マイルを越えた。

モバイルの検索は2年前に比べて5倍の成長。

Android開発者は180000人に増えた。

Android 2.2のFroyoの発表。

Dalvikを高速化。

DalvikのJIT対応で2~5倍高速に。

クリス氏作成の「ワンダのレプリカ島」を使った速度比較デモ。

明らかにFroyoに載せたアプリが高速に。

Enterprise向けの対応も。

20種類のEnterprise向け新機能をFroyoに搭載。

その他にも、クラウドにデータを保存するData Backup API。

WiFiホットスポットとしてテザリング可能に。ここで、NexsusOneをルーターにして、iPadをつなぐデモ。※写真なし

クラウドから端末にメッセージを送る新機能。いわゆるネットワーク越しインテント機能。
PCからでもインテントを通知できる。

次はブラウザの進化。

JavaScriptエンジンのV8が搭載され、JavaScriptが2~3倍高速に。

Froyo、Eclair、iPadでの速度比較デモ。動作速度はFroyo > Eclair > iPadの順のスピード。Froyoのスピードが圧倒的。世界一速いモバイルブラウザに。

ブラウザから端末の向き、カメラ、スピーチが使えるように。
端末の向きを検知してブラウザ上の地図が回転するデモ、ブラウザ上のカメラプレビュー、音声入力とGoogle翻訳を使い、英語の音声入力をフランス語で再生するデモが行われた。※写真なし。

そして、Flash 10.1とAIRのアナウンス。Flashは10.1のパブリックベータ、AIRはデベロッパー・プレリリース版をサポート。Flashの正式版は6月にリリース予定。

Flashのゲームのデモ。

まだまだ新機能。アプリの検索機能、アプリのSDカードへの移動、自動アップデート機能など。
SDカード上にアプリを移動して、SDカード上のアプリを実行可能。
自動アップデートでは複数のアプリの一括アップデートに対応。
また、アプリがクラッシュした時にバグレポートボタンが出るようになり、開発者にスタックトレースなどの連絡が行くようになる。※写真なし

PC版のAndroid Marketがリニューアル。


PC版のAndroid Marketの操作で端末にアプリをダウンロードさせるデモ。

PC内にある音楽をAndroid端末でストリーミング再生するデモ。

お次は広告について。

モバイル向けに最適化された広告。

タップすると全画面の広告が出現。広告から地図を表示させたり、電話をかけたり、動画の視聴ができるようになる。

ここで唐突に近々発売予定のHTC EVO 4Gの紹介。

なんと参加者全員にプレゼント!すでにNexusOneも配布しているのになんという太っ腹!!会場に大喝采が起こる。
Froyoのアップデートは数週間のうちにアップデート可能になる。
Android 2.2の紹介はここまでで終わり。

Rishi Chandra氏に交代。
テレビ市場は年間で700億ドル、全世界で40億の視聴者を持ち、テレビが如何に影響力を持つメディアかを説明。

GoogleTV登場。左のぬいぐるみがかわいい。

早速デモ。快適に再生されている。チャンネルなどのオーバーレイ表示はAndroidで行っている。

検索も当然できる。

当然のように録画もできる。

ブラウジングも朝飯前。

マーケットアプリもあり、今までのアプリ資産がそのまま使える。
bluetooth接続でのリモコンデモ、Android端末をリモコン化、Android端末からの音声入力でテレビ上で検索などのデモ。※写真なし
Google TVは今年の秋に発売予定。米国内のBest Buy各店で販売。プレゼントされるかと思ってドキドキしましたが、流石にそれはありませんでした。
この後、NBAやGoogleTVに最適化したコンテンツを提供するCPが登場して色々デモ。
Google TV発売後の2011年初頭にGoogleTV向けSDKがリリース予定。ソースコードの公開は2011年の夏を予定。
最後はEric Schmidt氏が登壇し、関連企業のCEOを交えた座談会で終了。
この後、AndroidセッションがあるRoom 6へ移動する途中にGoogleTVの靴下をもらいました。

NexusOneにGoogleI/O Tシャツ、HTC EVO 4Gに靴下と、なんともお土産の多い2日間でした。
来年もぜひ参加したいです。
来年の端末展示コーナーには数多くの携帯電話以外のAndroid端末が並ぶことになるのではないでしょうか?