ついにAndroidのソースコードがリリースされました。
今年中のリリースという話しだったので、もうちょっとかかるかと思いましたが、意外にも発売日に合わせたようです。
ついに宝箱が開けられました。
コンパイルしてみよう
ソースコードはgitで管理されていて、全てダウンロードすると2G以上あります。
ダウンロードするだけでそれなりに時間が掛かりますので覚悟しましょう。
仮想環境を使う場合はHDDをケチりがちですが、余裕を持って15G以上は欲しい所です。
ビルドの仕方は簡単です。
今回はUbuntuを使った場合について、ここの手順に従って環境構築を行う場合に躓きそうな部分について解説します。
git
Ubuntu7.10のデフォルトのsoucerlistの設定では
sudo apt-get install git-core
としてもgitのヴァージョンが1.5.4以上になりませんでした。
http://git.or.cz/からgitの最新の安定パッケージをダウンロードしてインストールすれば解決できます。
jdk
sudo apt-get install sun-java6-jdk
あるいは
sudo apt-get install openjdk-6-jdk
でインストールします。
当然Synaptics Update Managerでインストールしても問題ありません。
PATHを通す
$ cd ~
$ mkdir bin
としてHOMEディレクトリにbinディレクトリを作成し、binにPATHを通しておきます。
HOMEディレクトリの.profileを編集して、最終行あたりに
export PATH=$PATH:~/bin
を追加しておくといいでしょう。
後、躓きそうなところといえば、
repo sync
をした時に、webkitのリポジトリの取得に失敗することがあるようですが、
known-issuesにある以下の手順を行うことでダウンロードできるようになります。
rm -rf .repo/projects/external/webkit.git external/webkit
cd .repo/manifests
git pull
cd ..
repo sync
取得が終わったら
make
と打てばコンパイルが始まり、最終的に
system.img
ramdisk.img
userdata.img
が出来上がります。
Install system fs image: out/target/product/generic/system.img
Target ram disk: out/target/product/generic/ramdisk.img
Target userdata fs image: out/target/product/generic/userdata.img
エミュレータが使っているイメージと差し替えて使ってみて動くかどうか試してみると面白いです。
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