2013年1月26日土曜日


台湾のFirefox App Daysにやってきました。
天気は曇り。

開催場所は101のすぐ近くにあるMozilla Space Taiwanです。

現在開催待ちです。



英語の説明は一切無いようです。
発表タイムまでに頑張って作ろうと思います。

つづく。


Firefox App Days Taiwan


台湾のFirefox App Daysにやってきました。
天気は曇り。

開催場所は101のすぐ近くにあるMozilla Space Taiwanです。

現在開催待ちです。



英語の説明は一切無いようです。
発表タイムまでに頑張って作ろうと思います。

つづく。


2013年1月20日日曜日


Firefox OS App Daysが始まりました。

本日のイベントスケジュールは下記のようになっています。

  • 8:30am - 9:00am. Registration. Coffee, light breakfast.
  • 9:00am - 9:25am. Deutsche Telekom Who?, Lou Schreier, VP, Portfolio Development and Technology Innovation, Deutsche Telekom, Silicon Valley Innovation Center
  • 9:25 - 9:45. "T-Mobile" a case study of the "Un-Carrier", Michael Niemann, Director, Strategic Planning & New Business Development, T-Mobile US 
  • 10:00am - 10:30am. Introduction to Firefox OS, Andreas Gal, Director of R & D, Mozilla
  • 10:30am - 11:15am. Building Apps for Firefox Marketplace, Matthew "Potch" Claypotch, Firefox Marketplace Developer
  • 11:15am - 11:45am. Design Patterns & Best Practices for Mobile Apps, Maureen Hanratty, Interaction Designer, Firefox Marketplace
  • 11:45 - 12:00. Announcements.
  • 12:00 - 1:00pm Lunch.
  • 1-5pm: App Hacking
  • 5:30pm -7pm: Demos & Drinks.

まずは、はじめのセッションはドイツテレコムのLou Schreierさんから。



現在のスマートフォンの取り巻く環境の回線の話をしていました。


やはり、流行のNFCの話とFirefoxOSのAPI(NFC用)を用いたデモを行っていました。端末はNexus
SのB2G(Boot to Gecko)で行っていましたが、残念ながら、うまく動作せずに終わってしまいました。


こちらもNFCのAPIの説明です。


次は、T-mobileのMichael Niemannさんのセッション。



2013年はLTEを普及させ、4G回線がStandardになるように願っているとのことです。


また、HTML5が使用できる端末が10億台を超えると予想しており、
Firefox OSは、既存のOSを混乱させるぐらいの影響がある可能性があるとし、
今後、通信キャリアとしてだけでなく、コンテンツ事業にも力を入れているT-mobileとしては、Firefox OSに非常に注目しているとのことでした。


続いて、mozillaのAndreas Galさんから
mozillaが目指す、OpenWebについてのセッション。


クロスデバイスのプラットフォームとして機能するHTML5と
そのHTML5アプリを展開し、特定の企業やデバイスに依存しないfirefox OS マーケット、
そしてそのアプリをより効率よく動かすためのFirefox OS でより、
開かれたWebの世界を作っていこう、
といったようなお話でした。




セッションの中で最近のOSと、FireFox OS(B2G)との違いについて話があり
NATIVE API Layerを無くしたことで、小さく速くなったようです。


続いて、Matt ”Potch” Claypotchさんから
Firefox OS App制作について、APIや制作Tips等の説明。




最後のセッションでは、デザイナーのMaureen Hanrattyさんから
Firefox OSのUIデザインの考え方について説明を行ってくれました。


UIデザインに関してはこちらの記事に詳しく書かれています。
https://blog.mozilla.org/ux/2012/09/mozcamp-warsaw-design-principles-behind-firefox-os-ux/


以上で午前中のセッションは終了。
Lunch休憩を挟み、午後からはApp Hackingとなります。

App Hackingの様子です。
思い思いに作業を行っています。


アプリの発表を行うプロジェクトの方々が名前の記載を行っている様子です。


発表するプロジェクトチームと名前です。
どんなアプリが出来上がったのでしょうか。


以下がアプリの発表風景です。








まとめ

 全体的に新しい技術等の発表はなく、正直期待外れでした。
 また、 App Hackingで発表されたアプリも、Firefox OSでしかできないと言うものは一つもなく、
 HTML5を使用したアプリのみでした。今後に期待??
 最新のB2Gをコンパイルして、Galaxy Nexusにロードし、確認しましたが、densityの違いによる
 アイコンサイズ違いや、アプリのリソースによる画面サイズ違いが多々あり、アンドロイドのような
 画面サイズが違うような複数デバイスでの製品までの道のりはかなり険しそうに思いました。
 しかし、悪いところばかりでは無く、起動時間は既存のAndroidと比べるとかなり速かったです。
 結局、Firefox OS App Daysで最後に締めくくっていた言葉のように今後どのようになるかは
 「アプリ開発者次第」だと思いますし、経験者が少ない今こそがチャンスだと思います。
 興味がある方は是非committerを目指して、よりよいFirefox OSを目指すべく一度お試しください。

Firefox OS App Days - Silicon Valley 当日


Firefox OS App Daysが始まりました。

本日のイベントスケジュールは下記のようになっています。

  • 8:30am - 9:00am. Registration. Coffee, light breakfast.
  • 9:00am - 9:25am. Deutsche Telekom Who?, Lou Schreier, VP, Portfolio Development and Technology Innovation, Deutsche Telekom, Silicon Valley Innovation Center
  • 9:25 - 9:45. "T-Mobile" a case study of the "Un-Carrier", Michael Niemann, Director, Strategic Planning & New Business Development, T-Mobile US 
  • 10:00am - 10:30am. Introduction to Firefox OS, Andreas Gal, Director of R & D, Mozilla
  • 10:30am - 11:15am. Building Apps for Firefox Marketplace, Matthew "Potch" Claypotch, Firefox Marketplace Developer
  • 11:15am - 11:45am. Design Patterns & Best Practices for Mobile Apps, Maureen Hanratty, Interaction Designer, Firefox Marketplace
  • 11:45 - 12:00. Announcements.
  • 12:00 - 1:00pm Lunch.
  • 1-5pm: App Hacking
  • 5:30pm -7pm: Demos & Drinks.

まずは、はじめのセッションはドイツテレコムのLou Schreierさんから。



現在のスマートフォンの取り巻く環境の回線の話をしていました。


やはり、流行のNFCの話とFirefoxOSのAPI(NFC用)を用いたデモを行っていました。端末はNexus
SのB2G(Boot to Gecko)で行っていましたが、残念ながら、うまく動作せずに終わってしまいました。


こちらもNFCのAPIの説明です。


次は、T-mobileのMichael Niemannさんのセッション。



2013年はLTEを普及させ、4G回線がStandardになるように願っているとのことです。


また、HTML5が使用できる端末が10億台を超えると予想しており、
Firefox OSは、既存のOSを混乱させるぐらいの影響がある可能性があるとし、
今後、通信キャリアとしてだけでなく、コンテンツ事業にも力を入れているT-mobileとしては、Firefox OSに非常に注目しているとのことでした。


続いて、mozillaのAndreas Galさんから
mozillaが目指す、OpenWebについてのセッション。


クロスデバイスのプラットフォームとして機能するHTML5と
そのHTML5アプリを展開し、特定の企業やデバイスに依存しないfirefox OS マーケット、
そしてそのアプリをより効率よく動かすためのFirefox OS でより、
開かれたWebの世界を作っていこう、
といったようなお話でした。




セッションの中で最近のOSと、FireFox OS(B2G)との違いについて話があり
NATIVE API Layerを無くしたことで、小さく速くなったようです。


続いて、Matt ”Potch” Claypotchさんから
Firefox OS App制作について、APIや制作Tips等の説明。




最後のセッションでは、デザイナーのMaureen Hanrattyさんから
Firefox OSのUIデザインの考え方について説明を行ってくれました。


UIデザインに関してはこちらの記事に詳しく書かれています。
https://blog.mozilla.org/ux/2012/09/mozcamp-warsaw-design-principles-behind-firefox-os-ux/


以上で午前中のセッションは終了。
Lunch休憩を挟み、午後からはApp Hackingとなります。

App Hackingの様子です。
思い思いに作業を行っています。


アプリの発表を行うプロジェクトの方々が名前の記載を行っている様子です。


発表するプロジェクトチームと名前です。
どんなアプリが出来上がったのでしょうか。


以下がアプリの発表風景です。








まとめ

 全体的に新しい技術等の発表はなく、正直期待外れでした。
 また、 App Hackingで発表されたアプリも、Firefox OSでしかできないと言うものは一つもなく、
 HTML5を使用したアプリのみでした。今後に期待??
 最新のB2Gをコンパイルして、Galaxy Nexusにロードし、確認しましたが、densityの違いによる
 アイコンサイズ違いや、アプリのリソースによる画面サイズ違いが多々あり、アンドロイドのような
 画面サイズが違うような複数デバイスでの製品までの道のりはかなり険しそうに思いました。
 しかし、悪いところばかりでは無く、起動時間は既存のAndroidと比べるとかなり速かったです。
 結局、Firefox OS App Daysで最後に締めくくっていた言葉のように今後どのようになるかは
 「アプリ開発者次第」だと思いますし、経験者が少ない今こそがチャンスだと思います。
 興味がある方は是非committerを目指して、よりよいFirefox OSを目指すべく一度お試しください。
Firefox OS App Day - Silicon Valley 会場到着しました。





会場はこんな感じです。


イベントグッズも!


朝食も豪華!


弊社スタッフも準備できました。

いよいよ始まります!


Firefox OS App Days - Silicon Valley 直前レポート

Firefox OS App Day - Silicon Valley 会場到着しました。





会場はこんな感じです。


イベントグッズも!


朝食も豪華!


弊社スタッフも準備できました。

いよいよ始まります!


2013年1月19日土曜日


Firefox OS App Day - Silicon Valley に参加するため
アメリカ、マウンテンビューにきています。
会場になるComputer History Museum」の前日の様子をお伝えします。







今のところ、まだなにも準備されていないようですね。。
明日はいったいどうなるのでしょうか?

乞うご期待!!

明日に続きます。










Firefox OS App Days - Silicon Valley 前日


Firefox OS App Day - Silicon Valley に参加するため
アメリカ、マウンテンビューにきています。
会場になるComputer History Museum」の前日の様子をお伝えします。







今のところ、まだなにも準備されていないようですね。。
明日はいったいどうなるのでしょうか?

乞うご期待!!

明日に続きます。












今話題のWeb OS, Firefox OSに関するブログを始めました。
Firefox OSの情報や技術的なTipsなどをまとめていきます。


Hello Firefox OS !!



今話題のWeb OS, Firefox OSに関するブログを始めました。
Firefox OSの情報や技術的なTipsなどをまとめていきます。


2013年1月7日月曜日



前回に引き続きロボットを作っている住友です。


今回はロボットとAndroid端末を接続し、手足を操作できるようにします。


ロボットとの接続


SPPで接続


このロボットにはBluetoothのモジュールであるRBT-001を搭載していますので、Android端末とはBluetoothで通信します。AndroidのBluetoothのSPP通信はAndroid2.0から正式サポートされたので


現在のほとんどの端末で利用できます。Androidの設定画面から対象機器とのペアリングを行い、AndroidアプリからBluetoothAdapterクラスを経由して対象機器のBluetoothSocketを取得すればInputStreamとOutputStreamが取得できますので、後はプロトコルを策定してそれに合わせた通信処理を実装すればロボットを制御することができます。


f:id:bs-android:20130107003337p:image


プロトコルの策定


SPP通信のBluetoothSocketを取得しただけではデータのやりとりはできてもどのように命令すれば良いかがわかりません。簡単にですがプロトコルを策定します。まず命令のデータの一つの塊をパケットとし、それの構造をプロトコルとして策定します。このパケットにはデータ化けやプログラムミスなどを検知するためにChecksumを付加したり、このパケットが命令用か制御用かを判定するためのTypeを付加しています。(実際にはSPP通信はエラー訂正を有しているためChecksum、STX、ETXは不要ですが、使用しているBluetoothモジュールの兼ね合いで付加しています。)


次に命令として送る際のデータ部の構造を策定します。パケットのCommandの値に対応して、ロボットに対する命令の内容を決めます。ここではサーボのみ制御するもの(Command=0x01)、眼のLEDのみ制御するもの(Command=0x02)、サーボと眼をまとめて制御するもの(Command=0x03)を決めています。


f:id:bs-android:20130107003338p:image


ここまで決めればAndroidとArduino側で上記で策定したプロトコルで通信できるプログラムを実装すれば命令の送信とロボットの操作が行えるようになります。





アクションの作成/編集機能


Android側でロボットを操作するために必要な画面を作成します。ここでは単純なコントローラーと、それらをアクションとして端末に保存したり、保存されたアクションを再生する機能を実装しています。


コントローラー画面


ロボットには両目、両手、両足、両耳、首の合計9箇所の操作が可能なので、それらの操作用のUIを実装しました。


f:id:bs-android:20130107003339p:image


SQLiteDatabaseにアクションを保存


コントローラーだけでは単独のポーズを作るだけなので、ポーズを0.1秒単位で順番に切り替えてアクションを行えるようにそれらを編集できる画面を作りました。


f:id:bs-android:20130107003340p:image


アクションの選択画面


作ったアクションを選択するとアクションを再生できる画面も併せて作りました。


f:id:bs-android:20130107003341p:image




以上でロボット本体とそれを操作するためのソフトが出来上がりました。しかしまだ動くだけで面白みがいまいち欠けていると思います。次回はこれを面白くするために仕上げをしていきたいと思います。




文責:カスタマー開発部 住友孝郎





根性試しにロボットを作る~ソフト作成編~



前回に引き続きロボットを作っている住友です。


今回はロボットとAndroid端末を接続し、手足を操作できるようにします。


ロボットとの接続


SPPで接続


このロボットにはBluetoothのモジュールであるRBT-001を搭載していますので、Android端末とはBluetoothで通信します。AndroidのBluetoothのSPP通信はAndroid2.0から正式サポートされたので


現在のほとんどの端末で利用できます。Androidの設定画面から対象機器とのペアリングを行い、AndroidアプリからBluetoothAdapterクラスを経由して対象機器のBluetoothSocketを取得すればInputStreamとOutputStreamが取得できますので、後はプロトコルを策定してそれに合わせた通信処理を実装すればロボットを制御することができます。


f:id:bs-android:20130107003337p:image


プロトコルの策定


SPP通信のBluetoothSocketを取得しただけではデータのやりとりはできてもどのように命令すれば良いかがわかりません。簡単にですがプロトコルを策定します。まず命令のデータの一つの塊をパケットとし、それの構造をプロトコルとして策定します。このパケットにはデータ化けやプログラムミスなどを検知するためにChecksumを付加したり、このパケットが命令用か制御用かを判定するためのTypeを付加しています。(実際にはSPP通信はエラー訂正を有しているためChecksum、STX、ETXは不要ですが、使用しているBluetoothモジュールの兼ね合いで付加しています。)


次に命令として送る際のデータ部の構造を策定します。パケットのCommandの値に対応して、ロボットに対する命令の内容を決めます。ここではサーボのみ制御するもの(Command=0x01)、眼のLEDのみ制御するもの(Command=0x02)、サーボと眼をまとめて制御するもの(Command=0x03)を決めています。


f:id:bs-android:20130107003338p:image


ここまで決めればAndroidとArduino側で上記で策定したプロトコルで通信できるプログラムを実装すれば命令の送信とロボットの操作が行えるようになります。





アクションの作成/編集機能


Android側でロボットを操作するために必要な画面を作成します。ここでは単純なコントローラーと、それらをアクションとして端末に保存したり、保存されたアクションを再生する機能を実装しています。


コントローラー画面


ロボットには両目、両手、両足、両耳、首の合計9箇所の操作が可能なので、それらの操作用のUIを実装しました。


f:id:bs-android:20130107003339p:image


SQLiteDatabaseにアクションを保存


コントローラーだけでは単独のポーズを作るだけなので、ポーズを0.1秒単位で順番に切り替えてアクションを行えるようにそれらを編集できる画面を作りました。


f:id:bs-android:20130107003340p:image


アクションの選択画面


作ったアクションを選択するとアクションを再生できる画面も併せて作りました。


f:id:bs-android:20130107003341p:image




以上でロボット本体とそれを操作するためのソフトが出来上がりました。しかしまだ動くだけで面白みがいまいち欠けていると思います。次回はこれを面白くするために仕上げをしていきたいと思います。




文責:カスタマー開発部 住友孝郎





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