技術部 藤井 洋祐
※※重要 必ず読んでください※※
下記方法でProxy越えを行った場合、使用する環境、会社によってはネットワーク利用規約違反となり、問題と得ることがあります。規約違反など問題が無いことをネットワーク管理者に確認の上、実施してください。また、当方法を実施し、何らかの問題、損害賠償などが発生した場合、当社は一切の責任を負いません。これらのことを認識頂いた上で、各自の責任において、実施お願いします。
Proxy認証が存在するネットワーク環境で、
repo init -u git://android.git.kernel.org/platform/manifest.git
を使用すると、次のようなエラーが発生する場合があります。
~/mydoroid$ repo init -u git://android.git.kernel.org/platform/manifest.git
Getting repo ...
from git://android.git.kernel.org/tools/repo.git
fatal: Unable to look up android.git.kernel.org (port 9418) (Name or service not known)
下記の方法でそれらを回避することが出来ます。
手順
- corkscrewをインストール
- Proxyとportの編集
- ProxyUserとProxyPass ※Proxy認証が必要な場合
- gitコマンドを登録
手順に従って、実際の操作を例として記述します。
1.corkscrewをインストール
# apt-get install corkscrew
2.Proxyとportの編集
任意ディレクトリに任意のファイルを作成。
ここでは、proxy-hoge.shとします。
/usr/local/bin/proxy-hoge.sh
下記のように編集
- #!/bin/bash
- CORKSCREW=`which corkscrew`
- $CORKSCREW proxy.hoge.com 8080 $1 $2
※proxy.hoge.comはProxyサーバー
192.168.0.1のようにIDアドレスでも構いません。
# chmod 755 /usr/local/bin/proxy-hoge.sh
3.ProxyUserとProxyPass ※Proxy認証が必要な場合
Proxy認証が必要な場合があります。
corkscrewのヘルプを見ますと
$ corkscrew --h
corkscrew 2.0 (agroman@agroman.net)
usage: corkscrew <proxyhost> <proxyport> <desthost> <destport> [authfile]
と表示されます。
[authfile]がProxy認証に必要な情報が設定されたFileとなります。
3行目を以下のように変更してください。
$CORKSCREW 192.168.0.1 8080 $1 $2 /usr/local/bin/hoge_auth
Proxy認証情報ファイルの作成
/usr/local/bin/hoge_auth
下記のように編集
<user>:<password>
※Proxyサーバ管理者からIDとパスワードをもらう必要があります。
もらえない場合は、諦めましょう・・・
# chmod 600 /usr/local/bin/hoge_auth
gitコマンドを登録
~/.bashrc
下記を追加
export GIT_PROXY_COMMAND=/usr/local/bin/proxy-hoge.sh
以上で終わりです。
記載されている会社名、および商品名等は、各社の商標または登録商標です。
参考にさせてもらいました。
返信削除「WindowsユーザがAndroid標準ライブラリをEclipseで参照できるようになるまで」
http://trwtnb.blogspot.com/2010/04/windowsandroideclipse.html