15/02/06に「sharp wearable ideathon」が開催されました。
今回のテーマは、ウェアラブル。
弊社もウェアラブルデバイス「mirama」を作っていることもあり、大阪開発課から3人(大田、田中、佐々木)が法人の部へ参加してきました。
■リンク
まずはウェアラブル端末の機能説明が行われました。
機能としては下の二つ。
・ID機能
・決済機能
FeliCaのチップが腕輪に入っているだけという感じの非常にシンプルな端末です。
シンプルなだけにどこででも使える気もしますが、
機能が絞られているだけに利用シーンも絞って案を出した方が良いと感じました。
次に審査ポイントの説明に移ります。
アイデアソンでは、上記ポイントに対して答えを用意する必要があります。
説明の後、いよいよアイデア出しが始まりました。
配布された用紙に合わせて、各自アイデアを出していきます。
その後は二人ペアになって、意見を交換することによってさらにアイデアを練っていきます。
個人のアイデア出しが終わるとチームビルディングに移ります。
チームで発表するアイデアを作っていきますが、時間にして45分程度しかありませんでした。
45分間でアイデアをまとめて発表できる形にする必要があります。
どのチームも必死になって作業していました。
これ程短い期間にアウトプットを求められるのは、普段の生活ではなかなかないのではないでしょうか。
そしてあっと言う間に45分が経過。
早くも発表の時間がやってきました。
全部で15チームほど枠がありましたが、ここでは弊社メンバが参加したチームの
内容を少しだけ紹介したいと思います。
■山と女子とウェアラブル
登山する世界中の人が皆対象で、基本的には身分証明と財布レスを目的としたデバイスの使い方を提案。
入山下山の情報も取得可能で、何か災害があったときに重要な情報になります。
ポイントは、今そのままのデバイスだと女子受けが悪いことを指摘。
ですが、あえて山ガールにピントを合わせることで、ファッションの一部にこのデバイスをとりいれると逆にシンプルなデザインが女子からも受け入れやすくなると語っていました。
発表後、TVの取材を受ける弊社ウェアラブル女子。
■The ・健康
老人ホームでの使用を想定。
入退室や投薬、運動などの情報を管理することに利用できます。
また、 ID機能を用いて共用の家電を自分好みで使うことも可能。
高級ホームのステータスシンボルにすることでプレミア感を出すこともできます。
入退室管理により、人の行動パターンを取得/活用できることを提案。
老人ホームに限らず、介護現場などでも応用できると思います。
■猫と小判
バンドを首輪として利用。
猫基金の猫支援金を利用して、 バンドの電子マネーに一定の金額を付与した状態で里親へ渡すことを提案。
里親へ出した人は、電子マネーの利用履歴を確認することで、猫がしっかり生活できるかを確認でき、 専用のアプリを利用し、猫へお小遣いをあげたりもできます。
※友達の猫や、猫カフェなどで使用することを想定
■結果発表
発表が終わると休憩をはさみ、優秀賞の発表へ移ります。
法人枠ということもあり、どのチームが優勝するか全くわからない状態でした。
そして、優勝は・・
弊社メンバーも入っている「猫と小判」チームでした。
おめでとうございます!!
「猫」というキラーコンテンツに合わせ、実績のある数値を並べることで一番説得力が
あったのではないかと思います。
アイデアとしてユニークな点も評価されていました。
最後に全員で記念撮影をして終了となりました。
皆様お疲れ様でした!!
■編集後記
今回、ウェアラブルというキーワードだけを聞きつけてアイデアソンへ参加しました。
最初に機能説明を聞いた時、想像よりもシンプルな作りに驚いた方も多くおられたように思います。
私もその一人でした。
しかし、技術者の話を聞いていると、シンプル且つコンパクトに作ることに
いかにこだわって苦労されたかが伝わってきました。
その想いがあったからこそ、会場が一体となってアイデアを出せたのではないかと思います。
賞をとったアイデア以外にも商品化する可能性があるとのことでした。
最後に、
これからもアイデアソン、ハッカソンなどさまざまなイベントに参加していきたいと思います。
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