この記事は Android Developers サイトの ADT Plugin for Eclipse の翻訳です。
依存性
- ADT 14.0.0 は SDK Tools r14用にデザインされています。まだ SDK Tools r14をインストールしていない場合は、Android SDK と AVD マネージャを使用して下さい。
ビルドシステム
- default.properties は project.properties に、build.properties は ant.properties に変更されました。Eclipse のプロジェクトが開かれた時に、必要があればADT は自動的にこれらのファイルをリネームします。
- Eclipse で、ライブラリプロジェクトのビルド方法が変更されました。
- Eclipseで、javacの出力先が bin/ から bin/classes に変更されました。
- リソースのコンパイルが頻発しないようにインクリメンタルビルドが改善されました。文字列やレイアウトを編集した際(新しいidの追加が伴わない限り)に、もはやビルドする必要はなく、個々のライブラリプロジェクトを先にビルドする必要もありません。
- 常に、存在する全てのPNGファイルのcrunch(PNGの圧縮)を行う代わりに、編集されたPNGに対してだけ動作する"PNG crunch cache"を導入しました。
- 通常の保存によってリソースのコンパイルが起こらないように修正しました。これらは実行時またはデバッグ時のみに発生します。(ADT12 によって導入されたパッケージングステップを無効にするビルドオプションは、現在はデフォルトになっています。)
ビルドシステムの変更点の完全な概要とサポートが必要な場合は、Android Tools Project サイトをご覧下さい。
一般的な改善
- Android 開発環境の初期セットアップを助けるために ウェルカムウィザードを追加しました(詳細)。
- ランチャーやメニューやタブのようなアイコンを作成を手助けする Android Asset Studio が統合されました(詳細)。
- Logcat ビューが改良され、PIDと同様にアプリケーション名でログの表示とフィルタリングがサポートされました(詳細)。
- SDK マネージャの UI が改良されました(詳細)。
- 新しいプロジェクトと新しいXMLファイルウィザードが複数のページを持つように改良されました。サンプルプロジェクトはワークスペース内にコピーされるようになり、マスターコピーに影響を及ぼすことなく編集や削除が可能となりました(詳細)。
- Eclipse GEFの依存性を改善しました。
XML と Java エディタ
- Android のコーディングスタイルに準拠した全ての XML ファイルを整形する、新しい XML フォーマッターが追加されました。このフォーマッターは属性を推奨される順番で並び替えができ、レイアウトエディタで変更されたものを処理することが可能です。
- XMLファイルの開いたタグと閉じたタグの間をジャンプすることができる、"Go to Matching"(CTRL+SHIFT+P) 機能を追加しました。
- Macで "エンクロージング要素の選択" をサポートしました。
- 文字列の中にキャレットが入っている時、文字列を抽出するクイックフィックスを追加しました(詳細)。
- XML エディタのリターンキーを押す時に、自動インデント・アンインデントを自動的に行うことができる "スマートインデント" を改良しました(詳細)。
レイアウトエディタ
- ドラッグとリサイズ操作のツールチップフィードバックを追加しました。例えば、relative レイアウト中をドラッグする時に、提案された制約が表示されます。リサイズの際は新しい範囲が表示されます(詳細)。
- 厳密な警告を抑制する機能を追加しました(詳細)。
- 子供のコンテナを削除してトップレベルまで移動し、ネームスペースとレイアウトの属性を必要に応じて変換する "Remove Container"(コンテナの削除)と呼ばれる視覚的なリファクタリングツールを追加しました。(詳細)
- 子供が親を完全に覆ってしまい選択することが難しい場合に、親のプロパティにアクセスするためのコンテキストメニューをプル-ライトメニューに追加しました。
- コンテキストメニューのプロパティ操作を改善しました。それぞれのビューの属性でよく設定されるものをメニューのトップにリストします。プロパティのメニューは最も最近設定された属性へのアクセスを提供し、属性は定義されたビューやレイアウトの属性のみ、または、全ての属性がアルファベット順で構成されます(詳細)。
バグ修正
- 多くのバグの修正とマイナーな改善を行いました、特にいくつかのクリティカルなLinuxのバグを修正しました。
文責:技術部 瀬戸 直喜 Tweet
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