★★☆☆☆
アプリケーション概要
Google Chromeのモバイル版アプリです。
パソコン版Google Chrome と同期できる素敵なブラウザアプリです。
Android Market : https://market.android.com/details?id=com.android.chrome
Version : 0.16.4130.199
計測条件
・SIMカード:なし (3G通信なし)
・壁紙設定:壁紙
・Wi-Fi設定:ON
・Bluetooth設定:OFF
・GPS設定:OFF
・NFC設定:OFF
・バックグラウンドシンク設定:OFF
・現在地情報:無線ネットワークを使用 ON、GPS機能を使用 OFF
アプリケーション起動中の使用機能
機能 | 使用 |
ネットワーク通信 | ○ |
GPS | ○ |
WIFI制御 | × |
バッテリー情報取得 | × |
Bluetooth | × |
カメラ起動 | × |
NFC | ○ |
WakeLock使用 | ○ |
アプリケーション起動時の電力測定
ブラウザ起動後、通信を行っていない状態の波形です。
ブラウザ起動後、スクリーンOFF状態の波形です。
標準ブラウザと同じような波形でした。
Google検索の結果画面で上下に激しくスクロールを行いました。
標準ブラウザ(波形:白)とChrome Beta(波形:黄)の波形です。
上限値は同じぐらいですが、下限値がChrome Betaの方が高い値となりました。
安定化電源に表示された値は以下のようになりました。
標準ブラウザ … 約0.25A
Chrome Beta … 約0.30A
Chrome Betaの方が消費電流が高い!
次はGoogle画像検索の結果画面で上下に激しくスクロールを行いました。
標準ブラウザ(波形:白)とChrome Beta(波形:黄)の波形です。
Chrome Betaの波形(黄色)が被さって白い波形が見えずらくなってしまいました。
見えやすいように、色を逆転させました。
標準ブラウザ(波形:黄)とChrome Beta(波形:白)の波形です。
波形をみると、標準ブラウザの方が低いことがわかります。
安定化電源に表示された値は以下のようになりました。
標準ブラウザ … 約0.24A
Chrome Beta … 約0.30A
画像表示の画面でも、Chrome Betaの方が消費電流が高い結果となりました。
考察
Chrome Betaの方が消費電流が高い結果となりました。
Google社純正の2つのブラウザで、同じ端末上、同じwebkitを使用していても消費電流が異なることがわかりました。
アプリケーションの設計の違いが、消費電流の量に繋がってしまいます。
消費電流を意識した設計を心掛けるようにしたいものですね。
まだまだBeta版ということですので、消費電流の改善に期待します!
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