2012年8月31日金曜日

Windows8とAndroidでSNEP通信してみた

SNEP通信してみた

SNEPとはP2Pで使用されるプロトコルの名前です。
AndroidではAndroid BEAMという名前で呼ばれていますが、このSNEPプロトコルを使用して実現しています。
今回はAndroidとWindows8でSNEP通信をしてみます。


用意するもの

Windows8















RC-S380















Android 4.0















Windows8にRC-S380を接続しドライバをインストールします。
AndroidはSC-04D Android 4.0.4を使用しています。


カードを読み取る

SNEPをする前に普通のNFCカードを読み取ってみます。
中にはNDEFでURLを書き込んでいます。
NFCカード















カードをRC-S380にかざします。
読み取るとぴこぴこ音がします。















Windows8側に通知が表示されました。
クリックではなくタップになっていますね。















通知をクリックするとブラウザが起動します。
NFC QUESTのページが表示されました。















カードを読み取って中のNDEFデータからURLを取得し
ブラウザに表示することができました。
これはRC-S330/Sでも可能でしたね。


SNEP通信をする

続いてSNEP通信をしてみます。
Androidでブラウザを開いている状態でRC-S380にタッチすると通信することができます。


Androidでブラウザを起動します。
弊社のホームページ見てます。















AndroidをRC-S380にかざします。
Android BEAMの画面になった!!















タップしてビームを送信するとWindows8に
カードの時同様、通知が表示されます。
さっきとは違うアングルから















こちらも通知をクリックすることでブラウザが表示されます。
大きい画面で見れた!















無事SNEPでも通信することができました。

まとめ

今回SNEP通信をしましたが、ドライバのインストールをしただけで、プログラムは一切書かずに実現することができました。

今後パソコンにもNFCが搭載されていきます。今回はその片鱗が少し見えたような気がしました。利用シーンで考えると、帰宅時に見ていたホームページを、家に帰ってきてから大きい画面で見たいなと思った時に便利なのではないでしょうか。
さらにプログラムからアクセスできるようならば、もっと夢が広がると思います。


Windows8用ドライバは評価用にお借りしたものなので一般公開はされていませんが
今後Windows8のリリース後に公開されるのではないでしょうか。
さらに今後のアップデートに期待です。

カスタマー開発部 山下智樹
140 180 Android , NFC , SNEP , Windows8

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