Firefox OSにはアプリケーションを開発する為のSDKなどが特にありません。アプリケーションはHTML5やjavascriptやCSSを駆使して開発するわけですが、特にSDKが無いので開発自体はそれぞれ好きな環境で行う事になります。 一応スタンダードっぽい構成はある様ですが、それについては次回以降解説したいと思います。今回はFirefox OSアプリケーションを動作させる為の環境としてFirefox OS Simulatorをインストールする手順を解説します。
Firefox OS Simulatorとは
Firefox OS SimulatorはFirefox OSの環境をFirefoxブラウザ上で再現する為のアドオンです。現時点では2.0.1がリリースされており、以下の機能を提供しています。
- APIの利用:
以下のAPIを利用する事が出来る - Contacts API
- Settings API
- アプリケーションのインストール:
開発したアプリケーションやFirefox Marketplaceで公開されているアプリケーションを動かす事が出来る。 - コンソールの表示:
ログ、エラーログなどを見る事が出来る
Firefox OS Simulatorをインストールする
Firefox OS Simulatorをインストールしてみましょう。Firefox OS SimulatorはWindows, Mac, Linuxで利用が可能です。
Firefox OS Simulatorを使う
アドオンのインストールが完了したら、Firefoxブラウザのメニューの[ツール]-[Web開発]に"Firefox OS Simulator"の項目が増えているはずです。ここからFirefox OS Simulatorのダッシュボードを開く事が出来ます。
ダッシュボードはこんな感じです。
左側にシミュレータの起動スイッチがあります。consoleのチェックをつけると、エラー等のログを表示する画面も起動されます。
起動するとこんな感じの画面が立ち上がります。最初からいくつかアプリケーションがインストールされてます。ブラウザもあります。
ログのコンソールがコチラ。エラーの他にconsole.logでのアプリケーションのログなども表示されます。シミュレータだとbluetoothが無い、とかWifiが無いとかエラーが出てますね。
ダッシュボードはこんな感じです。
左側にシミュレータの起動スイッチがあります。consoleのチェックをつけると、エラー等のログを表示する画面も起動されます。
起動するとこんな感じの画面が立ち上がります。最初からいくつかアプリケーションがインストールされてます。ブラウザもあります。
ログのコンソールがコチラ。エラーの他にconsole.logでのアプリケーションのログなども表示されます。シミュレータだとbluetoothが無い、とかWifiが無いとかエラーが出てますね。
終わりに
Firefox OS Simulatorの導入が簡単に出来ました。動作も結構ぬるぬるでなかなか快適です。Firefox Marketplaceも使えるので既にリリースされているアプリケーションをチェックする事も出来ます。 次回以降からFirefox OS Simulatorを動作環境として、Firefox OSアプリケーションを作っていきたいと思います。
記載されている会社名、および商品名等は、各社の商標または登録商標です。
0 コメント:
コメントを投稿