2013年5月17日金曜日

Google Glassでアプリケーションを動かす



Google IO 2013のGlass Platform Hackingにて


Glass上でMirror APIを使用せずに直接アプリケーションを実行する方法が


解説されていましたので紹介します。





f:id:bs-android:20130517063541j:image:w640





Glassプラットフォーム


Glassプラットフォームの詳細が公開されました。


・ICS MR1(4.0.4) API 15


・GPS,wifi,bluetooh、タッチパッド


・Bluetooth、Wifiなど


・640x360の透過型ディスプレイ


・ADBが使えます


Glass SDK


Glass向けのアプリケーションをGlass SDKで開発することができます。


Mirror APIを使用するとGlassの標準の機能に従って情報の表示や共有ができます。


一方Glass SDKを使用するとアプリケーションそのものを直接開発することができます。


Glass SDKは開発者用のGlass本体とAndroidの基礎があれば始めることができます。


これはroot権限は必要はなく、単体アプリケーションとして動作させることができます。


ADBを有効にする


設定よりDebugモードをオンにするとADBが使用できるようになります。


f:id:bs-android:20130525143135p:image


USBケーブルでGlassとPCを接続し、確認します。



$ adb devices


List of devices attached


015DB7xxxxxxxxxx device



Android標準のランチャーをインストールしてみる


ADB経由で標準のランチャーのAPKをインストールします。



$ adb install -r Launcher2.apk


3641 KB/s (5668527 bytes in 1.520s)


pkg: /data/local/tmp/Launcher2.apk


Success



Glassを起動するとランチャーの選択画面が表示されます。


f:id:bs-android:20130517080713p:image


rootの取り方


また、Glassのrootの取り方も紹介されていました。


ただし、保証対象外となりますので自己責任にてとのことです。



$ adb reboot bootloader


$ fastboot oem unlock


$ fast flash boot boot.img


$ fastboot reboot


$ adb reboot




文責:カスタマー開発部 大阪開発課 住友孝郎





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