開発者向けGoogle Glassを受け取って来ました。
Google I/Oに参加する旨を伝えると会場の直ぐ近くで受け渡しができるとのことでした。
現地に向かうと受け取りに合わせて使い方の説明を受けました。
外観
外観は次の写真の通りです。
専用のシールドも付属していました。
現状では普通の眼鏡との併用は難しそうです。
ハードウェアについて
本体は眼鏡の右サイドに固定された形になっています。
装着時は視界の正面ではなく、ちょっと上になるように装着します。
タッチパッド
側面がタッチパッドになっていて、次のような操作ができます。
・タップ
主に決定を意味する操作です。
・スワイプダウン
主にキャンセルを意味する操作です。
・スワイプフォワード
主にスクロールを意味する操作です。
時間軸に沿った画面では未来に進める操作になります。
・スワイプバック
主にスクロールを意味する操作です。
時間軸に沿った画面では過去に戻す操作になります。
バッテリー
右耳の辺りの膨らみはバッテリーとのこと。
USBコネクタ
ここにUSBケーブルちらから充電できます。
接続するとストレージとして扱われ、撮影した写真や動画を確認できました。
表示ユニット
ヒンジがあり、前後にある程度調節ができます。
ヒンジの近くに装着しているか否かのセンサーがついており、
眼鏡を未装着状態ではタッチパッドの無効になるなど、
誤動作や省電力も考慮されているようです。
カメラ
表示ユニットの前方にあるカメラで写真や動画を撮影できます。
初期設定時にこのカメラでQRコードを読み取るということも行いました。
ソフトウェアについて
ホーム画面
時計と"ok glass"と表示された画面が中心の画面となります。
この画面で"ok glass"と言うか、タッチパッドを操作することで
様々な操作を行うことができます。
ok glass
"ok glass"というと利用可能なコマンド一覧が画面に表示されます。
これらはコマンドを言って音声入力か、タッチパッドで選択できます。
ホーム画面の左右に表示されるもの
ホーム画面でスワイプで左右の方向にスクロールできます。
右は主に過去の操作や写真、動画が、
左は主に未来の予定が時系列順に表示されます。
左端には設定(Settings)画面があります。
これらの中で右端が折れ曲がっているものは
タップすると更に詳細情報を表示することができます。
通信について
Glassのインターネット接続はWifiとBluetoothを2つを選ぶことができます。
Wifiでは単独で接続します。BluetoothではBluetoothテザリングを
使用してインターネットに接続します。
MyGlassアプリケーション
Google Playに"MyGlass"というGlass専用アプリケーションが公開されています。
このアプリケーションからGlassの設定や情報の確認が行えます。
この中にScreencastと呼ばれるものがあり、
Glassに表示されている画面をAndroid上で確認することもできます。
(この記事の画面はこれのスクリーンショットです。)
まとめ
ハードウェア、ソフトウェアともに十分な完成度だと思います。
音声、タッチパッドの操作の中に使いやすさや楽しさを感じることもでき、
未来を感じさせるプロダクトに仕上がっています。
今後、ソフトウェアの開発環境などの情報が順次公開されると思われますので
これからも追いかけていきたいと思います。
記載されている会社名、および商品名等は、各社の商標または登録商標です。
ブログ拝見致しました。私は千葉大学に通う大学3年生の者です。
返信削除将来はARの技術に携われるような職に進みたいと考えており、googleglassにとても興味があります。
私は小学校の頃にバック・トゥ・ザ・フューチャーを見てからずっと未来を創る科学者になりたいと思ってきました。
ARなどの様々なイベントや、ソニーのHMDも体験したのですが、まだまだARの日常化は難しいと考えていた所、Google Glassが発表され、とてもワクワクしております。
現実とCGが融合する世界をつくることが私の一生の夢です!!
どうしても、一度装着をして体験をしてみたいのですが、ご連絡頂けないでしょうか?
宜しくお願い致します。