先日GeeksphoneがFirefox OSを搭載した端末の発売を開始しました(Firefox OSスマホの開発者版『KEON』と『PEAK』が購入可能に)。発表後数時間で売り切れたという盛況ぶりで、販売サイトは5/2の時点でも販売を再開していません。
運良く数台確保出来たので、今回は「Firefox OS Simulator previewing version 3.0を試す」で紹介したFirefox OS Simulator 3.0の新機能である「端末へのアプリケーションのインストール」を試してみたいと思います。Open Web AppsをPC経由で端末にインストールする大まかな手順は以下の通りです。
Firefox OS Simulator 3.0をインストールする
まずはFirefox OS Simulator 3.0のインストールが必要です。Firefoxブラウザのアドオンマネージャでインストール出来るのはversion2.0.1ですので、別途手動でダウンロードする必要があります。Firefox OS Simulator 3.0のインストール方法については「Firefox OS Simulator previewing version 3.0を試す」を参照して下さい。端末の設定を変更する
端末をPCと接続するには、端末側のリモートデバッグ設定を有効にしなければなりません。[Settings]-[Device Infomation]-[More Infomation]-[Developer]-[Remote debugging]でリモートデバッグを有効にする事が出来ます。USBでPCに端末を接続する
リモートデバッグをオンにした状態でPCにUSBで端末を接続すると、Firefox OS Simulatorの画面に「Device connected.」という表示が現れます。この表示が出ない場合はUSBケーブルを挿し直したり、設定を見なおして下さい。Firefox OS Simulator 3.0からアプリケーションをpushする
端末の接続に成功すると、Dashboardのアプリケーション一覧の各アプリケーションに"Push"ボタンが表示されます。このボタンを押下すれば端末にアプリケーションをインストールする事が出来ます。"Push"ボタンを押下すると端末側にリモートデバッグの接続許可を確認する画面が表示されます。
OKを押下すればアプリケーションがインストールされます。今回はWebGLのサンプルをOpen Web Apps化したモノを端末にインストールしてみました。無事動作させる事が出来ました。
おわりに
無事実機にアプリケーションをインストール出来ました。アプリケーションをアップデートする場合は、Firefox OS Simulator内でアプリケーションをupdateし、再度pushすれば反映されます。実機で動作確認が出来るので、アプリケーション作りが大分捗りそうですね。記載されている会社名、および商品名等は、各社の商標または登録商標です。
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